ガス管配管工事

ガス管配管工事とはガス管を配置して、家庭や店舗でガスを使えるようにする管工事のことです。
ガスにはプロパンガス都市ガスがありますが、それぞれ工事内容などが異なるので注意しなければいけません。

 

 

都市ガスのガス管配管工事

地中に埋め込まれた配管から、家庭や店舗にガスを供給しているのが都市ガスです。
都市ガスのガス管配管工事では、地域のガス事業者のルールに従ってガス機器、給排気設備、ガスメーターを設置し、配管ルートを決めるようにしなければいけません。
また、都市ガスは亜鉛メッキ鋼管を土の中に埋設しているため、経年劣化によりガス管が腐食します。
腐食したガス管をそのまま使用しているとガス漏れの危険があります。そのため、およそ20年ごとに取り替えなければならないのです。

 

プロパンガスのガス管配管工事

プロパンガスは家庭や店舗に設置されたボンベからガスを供給しています
ガスメーター、調節器、ガスボンベ、ガス漏れの際にガスを自動的に遮断するヒューズガス栓などを設置することが主な工事内容です。
プロパンガスは災害防止、適正取引のために液化石油ガス法により製造・販売が厳しく規制されています。
プロパンガスのガス管配管工事に関しても、液化石油ガス法により液化石油ガス整備士のみが行えるように定められています。

 

ガス管配管工事に必要な資格

当然ですが、ガス管配管工事は危険も伴うため、無資格で行うことはできません。
ガス管配管工事やそれに伴うガス機器の設置に必要な資格には次のようなものがあります。

 

ガス主任技術者

一般家庭向けの燃料ガスに関する製造、供給などに関して保安監督を行うための国家資格です。
ガス事業法に基づいてガス管配管工事の保安、監督、整備、指導などを行います。

 

液化石油ガス整備士

一般家庭用のプロパンガス供給設備、消費設備の設置、取り替えなどを行う際に必要な資格です。

 

簡易内管施工士

都市ガスのガス機器の移設、ガス栓の位置替えや増設などを行うための資格です。
戸建て住宅から集合住宅まで、さまざまなケースに対応しています。

 

ガス可とう管接続工事監督者

ガス機器とガス栓を接続するガス可とう管の取り替えは、この資格がなければ行うことができません。
風呂釜や給湯機の取り替え時などに必要になってくる作業です。

 

ガス消費機器設置工事監督者

大型湯沸かし器、風呂釜などのガス機器の設置には排気筒が必要です。
この排気筒の設置に必要な資格です。

 

ガス機器設置スペシャリスト

ガス機器の設置、施行などに必要な知識と技術を持つことを証明する資格です。
家庭用瞬間湯沸かし器、風呂釜の設置・施行などに必要となります。
ガス可とう管、プロパンガス用継手金具付低圧ホースの接続工事なども可能です。

 

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