飲食店の配管を洗浄

現状問題はないけど、営業を始めて数年経つため、業者による配管洗浄を一度入れておきたいとのお考えの経営者様もいると思います。
日本の水道水は世界的に見て、安全な水と言われています。
安全=美味しいのでしょうか?
「水道水はまずいので直では飲まない」
「水道水は沸騰させて飲む」
「水道水は浄水器でろ過して飲む」
など、普段の飲み水には何らかの対策をして、水道水を利用されている方も珍しくはありません。
また、会社の福利厚生で浄水器ウォーターサーバーを導入している企業も少なくありません。

 

サビや金属が原因で水道水がまずい

サビや金属が原因で、水道水がまずいと感じることがあります。
日本にある水道管のほとんどは1960〜70年代、高度経済成長期に敷設されたものです。
当時は鉄などで作られた水道管が一般的で、交換目安が約40年とされています。
各自治体の予算には限りがあるため、老朽化した水道管を交換が追い付いていない状況です。
古くなった水道管の劣化によるサビや金属類の溶け出しなどで、折角の美味しい水道水が汚染されてしまいます。


朝一番や長期間水道を使わなかったとき、また地震の後などはサビや金気臭を感じやすくなります。

 

貯水槽が原因で水道水がまずい

水道水がまずい理由が貯水槽に原因があることもあります。
マンション住まいの方は、生活で使っている水道水を貯水槽からくみ上げています。
水道管から直接水道水が送られてくる訳ではありません。
水道局の水質保証は貯水槽に入るまでなので、マンションの管理者などが貯水槽の管理を徹底することが求められます。
貯水槽の清掃は最低1年に1回以上必要だと言われており、また地震や台風、凍結、大雨のあとには点検が欠かせません。

きちんと管理されていないと、カビや藻の発生、サビ、亀裂からの汚染水の混入、防虫網が破れることによる虫やネズミの混入といった事態が起こってしまいます。

貯水槽の維持・管理が徹底がされていないと、きれいな水道水が運ばれてきても貯水槽で汚染されてしまいます。

 

義務ではない管洗浄を行うのは必要性が高いから

飲食店では数ヶ月ごとに業者が入って高圧洗浄機により洗浄するのが一般的です。
マンションでも年に1〜2回程度の定期清掃が行われているはずです。
マンション管理において、排水管の清掃は法的に定められた点検項目ではありません。
しかし、仮に一つの部屋でつまりが発生すると、縦管で水道管を共有している他の部屋でも排水が逆流するなどのトラブルを引き起こしてしまいます。
そのため、きちんと管理されているマンションでは定期的に洗浄を実施しているのです。
給水管には清潔な水が流れているため基本的に衛生と考えられていますが、築年数の経った建物では不純物などにより錆や水垢が発生することがあります。また、給水管の素材が水道用亜鉛メッキ鋼管の場合や、継手部分に亜鉛メッキ素材が使われている場合は、管の寿命自体が短く腐食や錆が発生しやすくなります。
今でもこれらの水道管を使用している場合は、洗浄ではなく管自体の交換が必要です。

昭和熱学では、JAB工法を活用して泡の力で排水管洗浄をおこなっています。
空気による泡と水によってパイプを傷つけることなく、こびりついた汚れを洗い流します。