水を綺麗にしたい
島根県の県庁所在地・松江市は、観光都市としての一面も持ちます。
東西に中海と宍道湖を擁し、城下町として栄えた一帯には堀川が流れる「水の都」です。
水の都と呼ばれる理由
島根県には宍道湖と中海の2つの湖があります。
中海は日本海とつながっており、宍道湖は大橋川を通して中海とつながっているので淡水ではなく汽水湖(海水と淡水が入り混じっている)です。
そのために海水魚も淡水魚も同じ場所に生息しているのが確認できます。
宍道湖と中海をつなぎ、松江の市街地を北と南に分けているのが大橋川です。
松江城のお堀も最終的にはこの大橋川につながっています。
そのため今でも石積みの護岸が残っていたりと、生活の一部となった川や水路から松江は水の都と呼ばれることもあります。
大橋川の見どころ
日本夕陽百選に選ばれるほど、宍道湖に沈む夕日は美しいです♪
日本一の夕日として松江市もPRを行なっているので出雲大社に並ぶ観光名所と言えるでしょう。
ホーランエンヤとは10年に1度開催される祭事です。
大橋川から意宇(いう)川を舞台に豪華絢爛な船団に乗り込んだ地元の人々が「櫂伝馬踊り」(かいでんばおどり)を披露します。
水を綺麗にする
私達が使って汚れた汚水や降った雨(雨水)のことを「下水」とよびます。
下水はまず下水道管に流れこみ、下水道管は汚水を下水処理場まで運んだり、雨水を川や海まで運びます。
道路にあるマンホールは、この下水道管の掃除)や検査、修理をするためにつけられています。
水道水は、そのままでも飲めます。
そのため、とても綺麗な水でなくてはなりません。
「浄水場」は、川や地下水から取った水を、だれが飲んでも安全な水にするところです。
綺麗な水にする方法
水をきれいにする方法は、
- ゴミやにごりをしずめる「沈でん」
- 小さなすき間を通してゴミを取り除く「ろ過」
- 薬でばいきんを殺す「消毒」
に、大きく分けられます。