トラブルが起きたら
「水が止まらない!」「水が溢れてきてる!」といった、水漏れが起きている場合。
パニックになって、業者にいきなり電話をする人もいます。
そのような状態では、落ち着いて業者を探したりできません。
なので、まずは止水栓を止めておきましょう。
止水栓は、ついている場所で2つに分けられます。
- 給水管にある1ヶ所の水を止める止水栓
- 家の外にある大元の止水栓
トイレや洗面所、台所などの給水管や蛇口から水が漏れている場合・・・そういった場合は、給水管に取り付けられている止水栓を止めます。
止水栓は、「ドライバーがはまる”マイナス”の溝がある止水栓」と「蛇口で開け閉めができる止水栓」があります。
水を止めておかないと、被害が拡大するので一番最初に止めるようにしましょう。
もしも、給水管付近に止水栓がついていない場合や見つからないといった場合は、家の外にある「大元の止水栓」を止めましょう。
家全体の水が止まるのですが、水漏れで床が傷む・階下に水が漏れて家財が駄目になる・・・といった二次被害を出さないためにも一時的に水を止めることを優先しましょう。
賃貸マンション・借家は管理会社に連絡
止水栓を止めた後は、賃貸マンションや借家などの賃貸物件に住んでいる人は、管理会社や大家さんに連絡を入れましょう。
費用の負担は誰がするのか、管理会社で契約している業者はいないのかなど、確認しておかなければ後からトラブルになることがあります。
管理会社や大家さんに連絡して、自分で業者を手配してくれということでしたら改めて業者探しを始めましょう。
水のトラブル業者の対応
「水のトラブル業者のホームページを見ているけれど何処も似たりよったりで、どの業者を選んでいいのか分からない!!」と思っていませんか?
また、初めて業者を呼ぶ人は「どういった対応が一般的なの?」と比較対象がないことに不安を感じることもあります。
よくある受付から完了までの流れをまとめると、下記のような流れが一般的です。
1,受付→2,スタッフに連絡→3,スタッフ訪問→4,見積り&説明→5.作業→6,支払い→7,完了
部品が必要ない修理対応であれば「受付から完了まで1日で終わる」ことが多いです。
ただし、部品が必要な修理であれば「取り寄せに時間がかかる」こともあります。
在庫を豊富に持っている業者もあれば、赤字が出ないように正式に作業を受けてから部品を取り寄せる業者もあります。
大手業者であれば、スタッフ同士で部品の受け渡しをしているところもあります。
急ぎや緊急の場合は、在庫を豊富に持った業者を選ぶといいでしょう。
出張修理業者で対応できる水トラブル
「水のトラブルっていっても、私の場合はちょっと特殊な状況なんだけど・・・対応できるのか?」と電話前に心配になることはありませんか?
また、業者によって対応できない内容があったらどうしよう・・・と心配している方もいるかと思います。
- トイレのタンクから水が漏れている
- 蛇口のパッキンが劣化している
- 蛇口の根元が折れて水が漏れている
- 蛇口からポタポタと水が垂れてくる
- シャワーのホースから水が漏れている
- キッチンの下の蛇腹から水が漏れている
- 台所の床から水がジワ〜っと染み出している
- 洗面所のレバーハンドルの繋ぎ目から水が漏れる
- トイレットペーパーが詰まった
- 水に溶けない固形物を落としてしまった
- キッチンの排水口から変な臭いがする
- 水がゆっくり流れていく
- 水がひくまでに時間がかかる
- スッポンを使っても直らない
- 水漏れしている箇所が分からない
- 水道の検針でメーターが回っていた
- 庭の散水栓から水が漏れている
- 庭の配管から水が溢れている
上記のようなトラブルであれば、一般的な水道修理業者での対応が可能です。
対応ができないものに関しては、作業前の見積り時点で説明が入りますので業者を呼んで確認しましょう。
水道局が適切な修理業者を教えてくれる
トイレが壊れてしまった!水道管から水漏れが発生した!・・・なんて、緊急事態が起きたら何処に連絡すればいいのでしょう?
自宅のポストに入っていた広告マグネットの修理業者にしようか、それともネット検索のトップ表示の会社がいいのか…。
でも、よく分からない業者に頼むと高額な請求をされてしまう!・・・というウワサも聞いたことがあり、迷ってしまう人も多いと思います。
昨今、トイレや水漏れだけでなく、鍵の修理や害虫駆除などで駆けつけてくれる「業者ネット検索サービス」で、高額な修繕費を請求されるケースが増えています!
私も広告マグネットの修理業者で頼んだら、水漏れしてる水道管の場所が分からないばかりか何も解決してないのに8千円も請求されたことがあります!
本当、会社名を公表したいくらいです。
水道局が優良な修理業者を教えてくれる?
実際、県や市などの「水道局」なら、住民のあらゆる水道の問題に対応してくれます。
一般的に配水管から水道メーターまでの漏水は水道局が修繕を受け付けて費用を負担し、メーターから建物内の給水管などは利用者の負担になるといいます。
家庭内の水道トラブルならもちろん利用者負担になるでしょうけど、水道局はこんな場合に事業者の案内をしてくれるのか?
結論から申し上げると、水道局にご連絡いただければ市に登録されている修繕対応事業者をご案内しています。
松江市で例を挙げれば、水道法で認められた指定工事事業者を登録して利用者の問い合わせに対して優先的に紹介しているのです。
また、このリストは市のホームページ上でも公開しており、誰でもいつでも閲覧できるようになっています。
各都道府県や市で具体的な対応は異なると思いますけど、どちらも最終的には修理業者を紹介してくれるはずです。
公的な機関からの紹介となると、やはり安心感がありますよね☆彡
ただし、全ての自治体でこのような対応をしているかは分からないので、まずは自分が住む地域の水道局に問い合わせてください。
持ち家・賃貸では対応が違う?
家庭や会社が賃貸契約の場合、管理会社から関連している修繕業者を手配する場合や、修繕にかかる費用負担などのこともあるので、必ず管理会社への連絡をしてみましょう。
賃貸物件の水道管トラブルは、すべて管理会社が責任を負ってくれるわけではありません。修理費用、損害賠償などを支払わなければならないケースもあります。
高額な修理費トラブルに巻き込まれないために
- 工事着手前に工事内容・所要時間・見積りについて十分な説明を受けること。
- 工事施工中はできるだけ立会い、不明な点はその場で確認する。
- 追加工事が必要といわれた場合は、その理由と追加費用の見積りを必ず確認する。